刊行物
学術フロンティア推進事業「文化遺産と芸術作品を自然災害から防御するための学理の構築」2008年度末報告書
このページ内からのリンクは全てPDFファイルにリンクしております。
はじめに
立命館大学 歴史都市防災研究センター センター長 土岐 憲三
2008年度学術フロンティア推進事業による研究成果の概要
立命館大学 歴史都市防災研究センター 副センター長 吉越 昭久
【1】防災まち(地域)づくりプロジェクト
- 地域住民の理解と地域防災力向上を目指したマップ作成アプローチの効果に関する研究
- コミュニティ防災意識向上のための防災ゲーミング
- 住民と場所との心理的結び付きが自発的な災害対策と遺産保全意向に与える影響に関する研究 ― タイ・アユタヤ遺跡を事例として ―
- 災害対応型自動販売機を活用した災害時の飲料水確保に関する研究
- 歴史都市・京都の景観に配慮した自動販売機デザインに関する研究
― 災害時飲料水ストックとしての自動販売機の活用のために ― - マクロ経済分析の観点からの京都市地震被害予測
- 京都市における文化財周辺の延焼危険性に関する計量的評価
- 観光客支援に向けた防災危機管理対策手法の展開
- 文化財施設防災設備の故障検知と診断手法
- 災害仮設住宅のためのシェル構造ユニット建設実験
- 廃陶器粉末コンクリートを用いた合成画像による景観評価
【2】文化遺産・芸術作品防災プロジェクト
- 京都市における風致地区指定の変遷に関する研究
― 風致地区が歴史都市京都の保全に果たした役割 ― - 祇園祭山鉾町のオープンスペースからみた歴史的市街地の空間構造の特性
- 景観保存制度にみる韓国の歴史的景観保存の現状と課題
- 地震などで被災した美術工芸品の救出から修復まで
- 災害における文化財の修復と地域社会の復興
【3】防災空間情報プロジェクト
- 伝統木造建造物の耐震補強に関する研究
- 文化財地区の消火用水道管路の耐震性評価に関する研究
- ソウルと台北における文化遺産防災の比較研究
- 「第Ⅲ期京町家まちづくり調査」に向けたGISに基づくフィールド調査方法の開発
- 歴史都市京都の安心安全3DマップⅢ:2008年度の総括
- 歴史都市「那覇」のデジタル地形景観
- 地震火災時の都市住民避難性状の推定に関する研究
― 関東大震災における住民避難結果との比較による地震火災時住民避難モデルの検証 ― - 伝統的な災害対策に組み込まれた人間の役割に関する考察
- 京都市中京区における自主防災会を対象とした参加型減災活動計画案の構築
- 災害からの文化遺産の保護がそのコミュニティに与えるresilienceについての国際比較研究(3)
- 中央アジアゼラフシャン川中流域におけるシルクロード都市の分布
- 2008年岩手・宮城内陸地震に関連した地震断層と活断層
- 災害復興における歴史的景観の経済評価
- 地租条例における近代の災害への対応
- 第2回夏休みにみんなで作る地域の安全安心マップコンテスト報告