プロジェクト

ユネスコチェア「文化遺産と危機管理」
ユネスコチェアとは?
ユニツイン(UNITWIN:University Twinning)/ユネスコチェア(UNESCO Chairs)とは、1992年第26回ユネスコ総会にて採択された、知の交流と共有を通じて、高等教育機関および研究機関の能力向上を目的とするプログラムです。高等教育機関の国際的な連携・協働を促進することにより、人的・物的資源のシンクタンクとして、また教育・研究機関、地域コミュニティ、政策立案者間の橋渡し的存在としての役割を担うことを目指すものです。
参考:
https://www.mext.go.jp/unesco/004/1385299.htm (日文)
https://en.unesco.org/themes/higher-education/unitwin (英文)
立命館大学ユネスコチェア「文化遺産と危機管理」の目的と活動
立命館大学ユネスコチェアは文化遺産における危機管理に関する国際的なネットワーク形成や学習、および学術研究の促進を目的としています。本ユネスコチェアは文化遺産の危機管理を扱う世界でも唯一の取り組みです。
2006年から2024年までは、本学ユネスコチェアの主要プログラムとして、「文化遺産と危機管理」国際研修を実施しました。
主に政府や研究機関の文化遺産保護の専門家と防災の専門家を対象として、毎年10~15人の専門家が研修を受け、のべ79か国206名の修了者を輩出しました。視察、フィールドワーク、講義、COVID-19の流行以降はオンラインも駆使しながら、日本の最新防災技術の伝達を行いました。
受講者はそれぞれの国の文化遺産防災に関する課題をあらかじめ用意し、研修中にそれらの課題を認識しつつ、文化遺産と防災の両専門家が協同して、文化遺産および歴史都市の価値を踏まえた防災計画を作成する手法を習得することを目的としました。
上記の活動以外に、多様な国における文化遺産防災学関連の実践的研究の実施、文化遺産地区における防災計画策定を目指した過年度研修生を含む専門家および実践者への学術的サポートも行っています。
2025年以降は、専門家のみならず広く学生にも文化遺産の防災に必要な知識を身に着ける場を提供すべく、新たに複数の事業を予定しています。
「⽂化遺産と危機管理」サマースクール 2025 について
開催期間
事前オンラインオリエンテーション: 2025年7月29日(火)10:45~11:15
サマースクール:2025年9月11日(木)~9月19日(金) 10:00~17:30(プログラムによって終了時間は変動します)
※期間中休み(9月13日〜15日)があります。
※9月17日〜19日は市外視察・集中ワークショップとなり、兵庫県たつの市において2泊3日の合宿を行います。
※オリエンテーションとサマースクール本番、両方の出席が必須です。
応募受付期間
2025年6月5日(木)~2025年6月19日(木)13:00
事前説明会
開催にあたり、事前説明会を実施します。
⽇程: 第1回 6⽉6⽇(⾦) 第2回 6⽉9⽇(⽉)第3回 6月16日(月)追加開催
時間: 18:30〜19:00 ※予約不要(開始時間に募集要項に記載のアドレスから⼊室してください)
・募集要項
・シラバス
・参加申込(Google Form)
募集要項を必ず一読の上、申し込んでください。