2023年8月8日（火）、株式会社アイシンと立命館大学との共同研究の一環として、『地理学の先生から学び、「地域の安全安心マップ」を作る』と題した、小学生向けのイベントが、京都トヨタGRガレージ京都伏見において開催されました。

当日は、10組のご家族にご参加いただき、午前中は、当研究所メンバーの花岡和聖准教授（文学部地域研究学域）および熊本大学大学院の米島万有子准教授が講師となり、地理学的な観点から、まちの中の安全安心な場所と危なそうな場所を見分ける方法について講習をおこないました。また、京都府警察・伏見警察署の警察官の方々から、こどもの安全対策や交通安全に関するご講話をいただきました。その後、グループごとに会場周辺のまちたんけんを実施し、地図やカメラを片手に、参加者らは、「こども110番のいえ」の看板や公園の様子などをていねいに記録していきました。そして、昼食後は、調査内容をまとめた大きな絵地図を作成する作業に取り組みました。親子で調査内容を話し合いながら、写真やイラスト、色紙を使って、まちの安全安心を表現した地図を完成させることができました。

当研究所では、小学生を対象とした地域の安全安心マップコンテストを、毎年、実施しております。今回のようなイベントとあわせて、子どもの防犯や安全安心マップについて学べる機会となるべく、今後もさまざまなイベントに参加する予定です。その際は、研究所ホームページにてご案内いたしますので、ぜひ、ご参加ください。