【イベント案内】2/23(日)有楽町朝日ホール 法隆寺シンポジウムのお知らせ
2/23(日)、東京都千代田区有楽町でシンポジウム「法隆寺金堂壁画と『文化財写真』──メディアとしての活用と可能性」が開催されます。
法隆寺金堂壁画保存活用委員会のメンバーとして、本研究所メンバーである青柳 憲昌 准教授(理工学部)が企画・コーディネートに関わり、当日は登壇して現在の取組みなどをお話します。
金堂壁画の高精細写真撮影を行った奈良文化財研究所の写真技術者や、奈良国立博物館の文化財アーカイブの専門家からも発表がございます。
要申込・参加無料です。ぜひご参加ください。
- 概要
世界遺産・法隆寺。その金堂外陣にあった壁画は、古くからその価値が注目され、近代には模写や写真などによってその姿が記録されてきました。今年は昭和10年(1935)撮影の壁画写真ガラス原板が重要文化財に指定されて10年という節目の年になります。
そこで、今回は「法隆寺金堂壁画と文化財写真」をテーマに、昭和24年に発生した金堂の火災前の壁画の金堂壁画の色彩や細部を今に伝える写真群の持つ価値の高さや、焼損壁画のその幅広い活用の取り組み、更には現在取り組まれている高精細写真撮影とデジタル・アーカイブについて委員会の現在の取組みを紹介しつつ、さらには火災前の金堂壁画の色彩や細部を今に伝える写真の持つ価値やその幅広い活用の取り組み、そして「文化財写真」のメディアとしての可能性と未来について考えてみたいと思います。
- 日程・会場
日程 2025年2月23日(日祝) 13時~15時40分
会場 東京・有楽町朝日ホール
(〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
- 主催・共催
主催 法隆寺金堂壁画保存活用委員会、法隆寺、朝日新聞社
共催 文化庁、朝日新聞文化財団
- プログラム
テーマ
法隆寺金堂壁画と「文化財写真」──メディアとしての活用と可能性
第1部 講演会
青柳憲昌・立命館大学(建築史家、アーカイブWG座長)
アーカイブWGの取組みと金堂壁画撮影──「文化財写真」に何が可能か?
宮崎幹子・奈良国立博物館学芸部資料室長
金堂壁画写真ガラス原板をめぐって──歴史的意義と現代における活用
中村一郎・奈良文化財研究所(文化財写真家)
令和の金堂壁画撮影に挑む ──90年の時を超えた技術の融合
第2部 座談会
コーディテーター 地主智彦・文化庁文化財第一課
パネラー 青柳憲昌・宮崎幹子・中村一郎
- 予約申し込み
事前申込制 700名(無料)
申込締切 2月3日
申込方法 インターネット等 ※その他の方法は上記の朝日新聞紙面をご参照ください
申込用URL https://www.asahi-family.com/horyuji/
●1回につき2人まで申し込みできます。
●応募多数の場合は抽選。当選発表は代表者への参加証ハガキ送付をもって代えさせていただきます。
- お問い合わせ
法隆寺シンポジウム事務局:
(株)朝日新聞メディアプロダクション内
Tel:06-6201-0638(平日10~17時、土日祝休み)