当研究所客員研究員の北原糸子先生【地域安全学会】東京大学災害・復興知連携研究機構 第2回公開研究会にご登壇
当研究所客員研究員の北原糸子先生が【地域安全学会】東京大学災害・復興知連携研究機構第2回公開研究会でご登壇されるのでお知らせいたします。
詳細は下記のとおりです。
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東京大学災害・復興知連携研究機構 第2回 公開研究会
講師:北原糸子(立命館大学歴史都市防災研究所 客員研究員)
論題:震災復興の継承と大正デモクラシーの衰退
概要: 関東大震災以降、北但馬地震、北丹後地震など関西方面で地震が続いた。関東地震から10年後には東北の東海岸で昭和三陸津波が発生した。これらの震災復興では、関東震災の復興は行政担当者に強烈なイメージを与え、これに倣って復興予算の申請が行われた。昭和三陸津波では、農村恐慌の対応策として農林省の進める農村経済再生事業と併せ、内務省都市計画課官僚による 漁村の再生策が合わせ技で援用され、復興が図られた。しかし、満州事変(1931)以後の社会状況は、軍縮による将兵の削減などから、学校教育に軍事教練が正課として設けられるなど、大きな転換を画し、大正デモクラシーの影も形も消え失せることになる。昭和三陸津波のケースで復興と世相の転換の実態を追ってみることにしたい。
日時:10月12日(水)15時30分~17時30分(15時受付開始)
場所:東京大学大学院情報学環・福武ホール(地下1階)
※ ハイブリッド開催ですので、オンライン参加も可能です。
共催:災害・復興知連携研究機構
東京大学情報学環総合防災情報研究センター
・会場の人数を把握する必要がありますので、お手数ですが、参加の可否につきまして、下記のフォームにご記入ください
(10月7日締切。人数余裕があればそれ以降も登録可能です)。
・なお関東大震災をテーマとし、12/14(水)にも公開研究会を予定しております。
問合せ先:東京大学情報学環総合防災情報研究センター
cidir@iii.u-tokyo.ac.jp / 03-5841-5924
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