広報 (新聞掲載記事・研究会案内)

「六地蔵エリア・地域防災イベント」に出展しました

 11月1日(土)、六地蔵エリアにある商業施設MOMOテラスにおいて、「六地蔵エリア・地域防災イベント」が開催されました。近隣のマンションや住宅を管理する株式会社東急コミュニティーが主催し、地域の人々の生活の場であるMOMOテラスにおいて住民同士が触れ合いの中で防災に関する知識と意識を獲得し、防災における自助、共助のできるコミュニティーづくりを目指して開催されたものです。

 歴史都市防災研究所では、この取り組みに協力・出展し、副所長、専門研究員をはじめお手伝いただい学生の皆さんを含めて総勢10名で参りました。
 会場となったテラスアトリウムでは、開催宣言の後、参加者がモール内で防災に役立つグッズを買い物して、その出来栄えを競う「防災グッズ発掘ゲーム」が始まり、このゲームへの参加者が買い物に出かけました。その後、テラスアトリウムでは、参加者が歴防出展の「防災魚釣りゲーム」と「防災ドライブシミュレーションゲーム」を楽しみました。

 避難時に持参すると役に立つ品物を吊り上げる防災釣りゲームは、釣りの楽しさも相まって、小さなお子さんも夢中になり、多くのご家族に避難所に持っていくとやくに立つものは何かと考えながら楽しんでいただきました。
 「防災ドライブシミュレーション」は、街中を車で走行し、突如現れる防災グッズを獲得すると得点になるゲームです。子供たちは走行を楽しみ、お年寄りは初めてのドライブゲームに挑戦する場面も見られました。
 その後、ステージでは「防災グッズ発掘ゲーム」を終えた参加者の購入品が披露され、豊田祐輔副所長が講評を行い、優勝者が決まりました。それぞれが自分の好きなものを取り入れた防災グッズを選んでいることが特徴的でした。豊田副所長は、保存食としても役立つ好きな品を購入し、期限前に消費し、また購入することで、日常の買い物も災害への備えになる「ローリングストック」の重要性を紹介しました。
 最後に京都市伏見区役所醍醐支所地域力推進室長による閉会挨拶によりイベントは締めくくられました。当日は、139名の参加があり、会場はにぎわいました。
 釣りゲームでは、避難所に持っていくものとして「ぬいぐるみ」を挙げるお子さんもいますが、現時点で推奨されている持参品は、懐中電灯など防災面での実利的な品に限られています。「いざ」という時は貴重品もあきらめ、手ぶらで逃げる場面も想定しなければなりませんが、人の心の安全を確保するぬいぐるみをどう扱うか、対応した学生や院生にも参加者と同じ目線で考える機会となりました。