広報 (新聞掲載記事・研究会案内)

東京都港区 麻布台ヒルズ界隈で小中学生向け防災まち歩きイベント「てくてく防災さんぽ@麻布台」を実施しました。

2024年8月9日(金)、株式会社SHIFT(東京都港区)が主催する「シフトモKidsサマースクール2024」において、小中学生向け防災まち歩きイベント「てくてく防災さんぽ@麻布台」を実施しました。当日は好天に恵まれ、小学生24名、中学生4名の皆さまにご参加いただきました。

児童・生徒の皆さんは、講師となった人文地理学・地理情報システム(GIS)を専門とする3名の研究者(当研究所副所長:村中亮夫教授[本学文学部地域研究学域]、衣笠総合研究機構客員研究員:谷崎友紀講師[京都文教大学]、大学院生:田畑勇也さん[本学大学院文学研究科地理学専修])と一緒になって港区のハザードマップ麻布絵図(江戸切絵図 尾張屋版)などを基に作成した教材を見ながら、麻布台界隈の災害や地域の歴史・特徴を発見するまち歩きを行ったあと、休憩をはさんで、フィールドワークで見聞き・発見した内容を可視化する「防災マップ作成/お絵描き活動」に取り組みました。

児童・生徒の皆さんからは、以下のような声をいただきました。

「たのしかったし、ぼうけんがたのしかった」(小学校1年生)

「みんなとたんけんをしてたのしかったです。またみんなとたんけんをしたいです。」(小学校2年生)

「あざぶ台のどこがきけんと言うことを知った。」(小学校3年生)

「ひごろから、さいがいのじゅんびをしようと思い、身のまわりのきけんを考えようと思った。」(小学校4年生)

「災害のことを考えることはあったけど、まちを探検して、き険な場所をふかくみることはなかったのでおどろいたりしました。こんなにふかく防災のことを知れたのでいい経験になりました。ありがとうございました!」(小学校5年生)

「つかれたけど楽しかった。」(小学校6年生)

「今日は、防災について教えきに来てくださり、ありがとうございました。改めて防災について教えてもらい、災害について考え直すことができました。実際に街に出て確認することで、実際どうなるのかを想像しやすかったです。本当にありがとうございました。」(中学校1年生)

「今日の活動では、ふだん気にしないような防災のことについて、たくさん学べた。今日帰るときから、自分の家の近くの防災のことについても意識しようと思った。」(中学校1年生)

児童・生徒の皆さんには、ぜひともお家の人と一緒に、ハザードマップを見ながら、自宅周辺の防災さんぽにも応用してみてください!

グレーチングの目詰まりをチェックしました。
狸穴坂付近の歴史についてお話を聞きました。
ハザードマップの浸水深を見ながら現地を確認しました。
まちなかで防災設備を発見しました。
いろいろな国の大使館やお店をみつけました。
帰ってきてから、現地で見たり聞いたことを地図に整理していきました。
上手に地図も描けました。