【開催報告】1月土曜講座「阪神・淡路大震災から30年の節目に考える」を行いました
1月18日および1月25日、立命館土曜講座の企画として、「阪神・淡路大震災から30年の節目に考える」をテーマに講演を行いました。
両日ともオンライン視聴・対面講義において多数の方々にご参加いただき、質疑応答も活発に行われました。
1月18日(土)
講演者:大窪 健之 教授(立命館大学 理工学部 環境都市工学科)
「阪神・淡路大震災から学ぶ~発災当時の対応と課題~」
会場参加:25名 オンライン視聴:のべ75名
阪神・淡路大震災を通じて明らかになった災害時の課題とそれらへのアプローチ、地域コミュニティによる防災まちづくりへの取り組み事例をご紹介いただき、日頃の行動が防災につながる仕組みづくりの大切さをお話していただきました。
1月25日(土)
講演者:鈴木 祥之 教授(京都大学 名誉教授、立命館大学 歴史都市防災研究所 客員協力研究員)
「阪神・淡路大震災~戦後最大の地震被害~」
会場参加:16名 オンライン視聴:のべ76名
阪神・淡路大震災が特に日本の伝統的な木造建築に及ぼした影響から、木造建築の性質、そうした性質を活かす耐震構造の具体例などをとりあげ、伝統建築に対してコンクリートとは異なる適切な耐震化をほどこすことの重要性についてお話していただきました。
ご講演、ご参加、誠にありがとうございました。
また、本講座にご来場いただいた方々には、現在歴史都市防災研究所にて開催中の企画展示「阪神・淡路大震災30年特別展示 阪神・淡路大震災と立命館大学」もあわせてご観覧いただきました。
企画展示は現在も、平日9時半~17時のあいだ開催中です。