歴史都市防災研究所とICOMOS Philippinesによる覚書締結式について
歴史都市防災研究所とICOMOS Philippines(国際記念物遺跡会議 のフィリピン国内委員会)は協力の覚書を締結し、そのセレモニーを6月27日(木)にオンラインで行いました。締結の背景には、ICOMOS Philippineが歴史都市防災研究所によるユネスコ・チェア国際研修「文化遺産の災害危機管理」が実施する文化遺産防災の人材育成の取り組みをフィリピン国内での展開を検討していることがあります。
当日のオンライン締結セレモニーでは、歴史都市防災研究所所長の吉富信太教授と金度源准教授(理工学部)、ICOMOS Philippinesからは、CHEEK S. FADRIQUELA会長をはじめ、国際研修2023修了生でもあるKenneth Javier Tua副会長のほか2名の副会長にもご参加頂きました。
この連携によって、専門的知識の開発と情報共有の推進、人材交流促進が進み、歴史都市防災研究所が培った文化財防災の知見が国際的に還元できることを目指しています。