学外視察を実施しました
2024年2月29日(木)から3月1日(金)にかけて、岐阜県にて「瑞龍寺、白鳳社寺、白川郷」の視察を行いました(参加者:教職員10名、院生・学部生16名)。初日は瑞龍寺到着後に、見学と宮大工の高崎将太朗氏からの説明を通して塔頭寺院を有する寺院群における防火と防災の課題について学び、意見交換を行いました。その後、金度源准教授・大窪健之教授(本学 理工学部)から寺院群に必要とされる連携防災について解説がありました。午後からは宮大工工房の白鳳社寺へ移動し、高崎氏の解説のもと、見学や体験を通じて、堂宮建築を支え続けるための人・材料・道具・会社・環境について学んだ上で、意見交換を行いました。翌日は、松本継太氏(白川村教育委員会事務局 文化財係 課長補佐)と麻生美希准教授(同志社女子大学 人間生活学科)、大窪教授より白川郷に関する講義を受け、その後白川郷へ移動し、「和田家」にて和田家当主である和田正人氏から貴重なお話を頂き、活発な意見交換がなされました。
歴史都市防災研究所では、定期的に学外視察を行っており、現場の理解を深めると同時に、研究所内の教員・院生・学生間で学問分野を超えた意見交換の場になっています。