埼玉県熊谷市で防災ハザードマップを活用した「てくてく防災さんぽ@問屋町」を実施しました
埼玉県熊谷市で防災ハザードマップを活用した「てくてく防災さんぽ@問屋町」を実施しました。
当日の様子は、熊谷経済新聞Webサイトでも紹介されました。
2022年9月4日(日)、協同組合熊谷流通センター(埼玉県熊谷市)が主催する問屋町祭り2022において、小学生向け防災まち歩き企画「てくてく防災さんぽ@問屋町」を実施しました。当日は好天に恵まれ、親子7組・20名(小学生12名、保護者8名)の皆さまにご参加いただきました。
小学生の皆さんは、講師となった地理学・防災 /環境研究・地理情報システム(GIS)を専門とする当研究所の5名の研究メンバー(当研究所運営委員:村中亮夫准教授[本学文学部地域研究学域]、客員研究員:米島万有子准教授[熊本大学]、谷端郷講師[北海学園大学]、浅妻裕教授[北海学園大学]、大学院生:八巻栞さん[本学大学院文学研究科地理学専修])と一緒になって『熊谷市防災ハザードマップ』を片手にまちを歩きながら危険・安全箇所や地域の魅力を発見するフィールドワークを行ったあと、お昼の休憩をはさんで、フィールドワークで見聞き・発見した内容を可視化する「防災マップ作成 /お絵描き活動」に取り組みました。
参加してくれた皆さんからの声
□■□ 小学生のみなさん □■□
「たのしかったです。」(小学校1年生)
「あつかったけれどかえるとかに会えてうれしかったです。」(小学校2年生)
「ちずをつくったときしゃしんをはったりシールをはったりしてちゃんといいちずになりました。」(小学校2年生)
「あるくのはつかれたけどかえるとかを見つけてたのしかったです。」(小学校2年生)
「キケンやあんぜんをしることができてたのしかったです。またやりたいです。」(小学校2年生)
「身のまわりのキケンを知れて、とても勉強になりました。」(小学校4年生)
「きょうはくまがやのまわりをみました。あぶないところもありましたが、水田などいろいろなよいところもありました。このてくてくぼうさいさんぽをやって、いろいろなことがわかりました。」(小学校6年生)
■□■ 保護者のみなさん ■□■
「あらためて自分の家の防災備品などを見直したい。自治会の活動などに積極的に参加していく。」(保護者・30歳代)
「子どもが防災について考え方や関心の高まる機会となった。」(保護者・30歳代)
「避難経路を再確認して、危険を避けられるよう備えておこうと思いました。地域の危険箇所の確認や清掃は必要だと改めて感じました。」(保護者・40歳代)
「自宅周りを見てみたいと思う。地域でのフィールドワークを行うことは有効だと感じた。」(保護者・40歳代)
「子供と話し合って備えの意識を高めるキッカケになった。」(保護者・40歳代)
本講座は、学校法人立命館 R2030 推進のためのグラスルーツ実践⽀援制度(GPSP)を活用し、当研究所主催の「みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」との連携企画として実施されました。当研究所では、引き続き最先端の研究成果を地域防災につなげる活動に取り組んでまいります。
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