広報 (新聞掲載記事・研究会案内)

グローバルCOEプログラム「歴史都市を守る『文化遺産防災学』推進拠点」最終報告会を開催します

2008年度に開始致しました文部科学省グローバルCOEプログラム「歴史都市を守る『文化遺産防災学』推進拠点」も本年度が最終年度となりました。この間、国内外の歴史都市や文化遺産を自然災害から守り継承するための研究活動ばかりでなく、地域住民との防災活動やユネスコとの協働による文化遺産防災・国際研修などを行ってまいりました。

近年、地震や豪雨による文化財の被害が毎年のように報告されております。多くの人々の努力によって奇跡的に受け継がれてきた文化遺産を後世に残すための活動は、我々の責務であり終わりはありません。

本報告会は、この5年間の活動紹介とともに活動の総集編としてまとめました「文化遺産防災ハンドブック」についても紹介します。

日時

2012年12月8日(土) 13:30 – 17:40

会場

立命館大学 びわこ・くさつキャンパス プリズムホール
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_bkc_j.html

主催

立命館大学グローバルCOEプログラム 歴史都市を守る「文化遺産防災学」推進拠点
立命館大学 歴史都市防災研究センター

入場無料・申込不要

 

プログラム

13:00 開場
13:30-13:40 開会の辞
川口清史(立命館大学総長)
13:40-14:30 基調講演
文化財の継承保存と防災~京都御所と冷泉家住宅・典籍をめぐって~
冷泉為人
((財)冷泉家時雨亭文庫 理事長・立命館大学特別招聘教授)
14:30-14:45 G-COE文化遺産防災学推進拠点の趣旨
大窪健之(立命館大学教授)
14:45-15:00 休憩
【拠点研究活動成果】
15:00-15:30 1)京都の歴史災害と文化財
吉越昭久(立命館大学教授)
山崎正史(立命館大学教授)
15:30-16:00 2)文化遺産を核とした周辺地域の防災環境整備
深川良一(立命館大学教授)
小川圭一(立命館大学准教授)
16:00-16:30 3)文化遺産防災のハンドブック
大窪健之(立命館大学教授)
【国際貢献・教育活動成果】
16:30-16:50 国際プロジェクトの活動
共同研究報告 : 谷口仁士(立命館大学教授)
ユネスコ・チェア国際研修 : 板谷直子(立命館大学准教授)
16:50-17:00 教育等の活動成果について
伊津野和行(立命館大学教授)
17:00-17:15 休憩
17:15-17:30 外部評価委員会からのコメント
17:30-17:40 閉会の挨拶
土岐憲三
(立命館大学歴史都市防災研究センター センター長)
18:00-19:30 交流会(会費1,000円)

プログラム(PDF)のダウンロードはこちらから。

問い合わせ先

立命館大学 G-COE 文化遺産防災学推進拠点事務局
〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学 防災システムリサーチセンター内
Tel:077-561-5083 Fax:077-561-3418
Email:heritage@st.ritsumei.ac.jp (@を半角に)