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マツモラ産業株式会社様ならびに一般社団法人災害避難研究所様より人引車をご贈呈いただきました。


歴史都市防災研究所では、マツモラ産業株式会社様ならびに一般社団法人災害避難研究所様より、人引車が贈呈されることに伴い、10月7日に贈呈式を開催しました。当研究所では、2009年に京都市左京区上高野学区自治会、北区衣笠学区社会福祉協議会と防災調査研究協定を締結して以来、地域コミュニティとの共同研究活動や防災に関わる資機材の提供などを積極的に推進し、安全なまちづくりを目指してきました。

人引車は、普段はコンパクトな折り畳み式の車椅子として利用できますが、災害時には引き棒パイプなどを取り付けることで、押すのではなく引っ張って高齢者など足の悪い避難者を迅速に避難させることができます。通常の車椅子と違い、前輪を浮かせることで石畳でも安定して引っ張ることができます。さらに、車椅子に乗って引かれる避難者にとっても前に引く人がいることで、避難時の出会いがしらの衝突などの危険を回避できるという安心感を得ることができるアイデア製品です。

贈呈式では、松茂良興治様(マツモラ産業株式会社代表取締役会長 兼 一般社団法人災害避難研究所理事長)、ならびに大川隆司様(マツモラ産業株式会社営業部営業グループグループ長)より、人引車の特長について実演を交えて説明されました。また、本研究所を代表して鐘ヶ江秀彦先生(本学政策科学部教授)より、地域安全への貢献の一環として人引車を利用することが述べられました。

今回、贈呈いただいた人引車3台のうち、2台は歴史都市防災研究所より上高野学区、衣笠学区へ贈呈され、引き続き、安全な地域コミュニティの構築に活用されることになります。残り1台は、立命館大学に保管し、防災に関わる活動において利用するとともに、地域での利活用方法に関する研究に利用いたします。