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「マツモラ産業株式会社と立命館大学 歴史都市防災研究所との包括的防災研究交流に関する協定」を締結しました。


 歴史都市防災研究所では、マツモラ産業株式会社様と包括的防災研究交流に関する協定を締結しました。マツモラ産業株式会社様には、2016年10月7日に人引車を贈呈いただき、そのうち2台を衣笠学区社会福祉協議会ならびに上高野学区自治会へ贈呈させていただくなど、歴史的地域における安全へ向けた協力を進めてきました。

 このような活動を学術的にも発展させるため、「防災機材を利用した地域防災力の向上に関する研究」と題し、本協定を締結しました。今後は、マツモラ産業株式会社様ならびに一般社団法人災害避難研究所様が開発された人引 車*などの防災機材の開発・改良、ならびにそれらを利用した地域防災力の向上に関する研究を共同で実施するとともに、地域防災力の向上に向けた諸活動を関係諸機関と連携しながら推進していきます。

 協定の締結式は、7月1日に立命館大学衣笠キャンパスで開催された歴史都市防災シンポジウムの「社会連携・国際連携セッション」内で開催され、本研究所を代表して鐘ヶ江秀彦先生(本学政策科学部教授)より今後の連携への 抱負が述べられ、松茂良興治様(マツモラ産業株式会社代表取締役会長)、ならびに大川隆司様(マツモラ産業株式会社営業部営業グループ長)より、贈呈いただいた人引車の改良版の操作方法などの説明がなされました。

 今後は、防災機材の改良についてアイデアを出し合うとともに、防災機材の地域防災への利用方策について研究を進めていく予定です。

 * 「人引車」は、マツモラ産業株式会社ならびに一般社団法人災害避難研究所が、2011年3月の東日本大震災をきっかけに、高齢者や足の不自由な方を伴う際 に安全に避難することを目的に開発されたものです。普段はコンパクトな折り畳み式の車椅子として利用できますが、災害時には付属のパイプを伸ばすことによって、押すだけでなく引っ張って高齢者など足の悪い避難者を迅速に避難させることができます。通常の車椅子と違い、前輪を浮かせることで石畳でも安定して引っ張ることができ、さらに、車椅子に乗って引かれる避難者にとっても前に引く人がいることで、避難時の出会いがしらの衝突などの危険を回避できるという安心感を得ることができるアイデア製品です。